精神科外来
精神科外来
ストレスがかかると、「こころ」と「からだ」の両面に影響がみられます。精神科外来では、「こころ」に症状が目立っている病気を扱っていきます。
それに対して心療内科外来では、こころが原因となって「からだ」に症状が目立っている病気を扱っていきます。
当院ではこころの外来として、精神科外来も心療内科外来も精神科医が診察しています。「こころ」が原因となって心身に症状が認められている方は、気軽にご相談ください。
患者様によっては、クリニックでの治療が適切ではない場合があります。その場合は、入院施設や専門外来などへの受診を勧めさせていただきます。
※精神科外来は完全予約制になります。初診は予約がとりづらくなっていますこと、ご了承ください。
診療している病気
当院の精神科外来では、こころの症状が中心となっている病気の診療を行っています。
こころの病気は、大きく3つの原因に分けてみていくことができます。
- 心因性:こころの反応が原因
- 内因性:思考や脳の機能的異常が原因
- 外因性:脳のダメージが原因
となります。
精神科外来では、おもに内因性と外因性の病気を診療しています。具体的には、以下のような病気が対象となります。
- うつ病
- 双極性障害
- 強迫性障害
- パニック障害
- 統合失調症
- 発達障害(アスペルガー症候群)
- 注意欠陥欠如障害(ADHD)
- rTMS療法や心理療法など豊富な治療選択肢
- 複数の医師で土日・夜も診療
- 心理面や生活面からもサポート
- 内因性:思考や脳の機能的異常が原因
- 外因性:脳のダメージが原因
※それぞれの病気について詳しく知りたい方は、『こころの病気のページ』をご参照ください。
当院の精神科外来の特徴
当院では、
以上のような特徴があります。
「患者さんの目線にたった提案」を心がけ、専門家として選択肢をご提案していきます。
併設する東京横浜TMSクリニックと連携し、豊富な治療選択肢があります。
また信頼できる外部サービスと提携しており、「オンラインカウンセリングのcotree」や「支える家族のためのコミュニティーencaurage」などをご紹介しています。
こころの不調に対して広く対応することができますので、お困りの方は気軽にご相談ください。
お薬に対する考え方
精神科外来では、
の病気の治療を行っていきます。これらの病気では、カウンセリングや精神療法だけではコントロールが難しいことが多いです。
このため精神科外来では、お薬をつかって治療していくことが多いです。お薬によって脳の機能を整えることで、症状の改善を目指していきます。
もちろん患者さんの気持ちは尊重していきながら、治療を進めていきます。お薬の必要性の度合いは病気や病状にもよります。
それぞれの病気でのお薬の役割を理解いただいて、患者さんごとに適切なお薬を選んでいきます。
例えば統合失調症では、お薬による治療が必要不可欠になります。
こういった病気では、「どうしてもお薬を使いたくない」という場合は、当院では治療が困難になることもあります。
執筆者紹介
大澤 亮太
医療法人社団こころみ理事長
精神保健指定医/日本医師会認定産業医/日本医師会認定健康スポーツ医/認知症サポート医/コンサータ登録医/日本精神神経学会rTMS実施者講習会修了